巨人 守備の危機管理 二塁村田、三塁坂本、遊撃片岡をテスト

[ 2014年2月8日 05:30 ]

三塁の位置でノックを受ける坂本。左はロペス、右は坂口

 見慣れない内野布陣が敷かれた。巨人の宮崎キャンプは第2クール2日目を迎え、雨天のため木の花ドームで行われたシートノックで、全ポジション変更の大胆な配置転換がなされた。坂本が三ゴロを二塁へ送球する。二塁ベースカバーに入った村田が一塁に転送…。原監督はその意図をこう説明した。

 「危機管理という部分です。臨機応変にね。小さな概念でチームをつくると足をすくわれる」

 昨季、村田は全144試合で三塁、坂本は一塁を3試合守った以外はすべて遊撃で全試合に出場した。だが、その2人が故障することもある。川相ヘッドコーチは「シーズンが始まってからではできないし、今のこの時期に誰がどこのポジションをカバーできるか見ておきたかった」と補足した。

 それだけではない。配置転換の発案者である勝呂内野守備走塁コーチは「内野手はいろんなポジションを守れるのが基本」と語る。片岡、井端が加入した内野陣。そこに複数ポジションの適性があれば、争いは増す。さらに、DH制のある交流戦や日本シリーズでは、打力や調子優先などのシフトを敷くことも出てくる。基本がしっかりしているレベルの高い集団だからこそ、さまざまなテストもこなせる。

 選手たちも相乗効果を口にした。プロ1年目に二塁を65試合守った経験のある村田は「三塁から来るボールが変化したりすると捕りにくいというのもあった」と発見を口にした。遊撃に入った片岡も「複数ポジションを守れた方が試合に出られる。景色が違うので目を慣らすという意味でも良かった」と刺激を受けた様子だった。

 日本一奪回を目指す原巨人が、巨大戦力に弾力性を加える。

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