篠田 復刻ユニホームで「炎のストッパー」になった

[ 2011年8月27日 06:00 ]

<広・巨>5勝目を挙げた篠田

セ・リーグ 広島1-0巨人

(8月26日 マツダ)
 あの闘志が乗り移ったかのようだ。7回、広島の篠田は2死からの連続四球でピンチを背負った。フッと空を見上げ、気合を入れ直す。続く高橋信を三ゴロに仕留めた。「14番をもらったのは縁。下手な投球をしたら偉大な先輩に失礼」。篠田は魂を込めて左腕を振った。

 7回2/3を3安打無失点。今季5勝目は、プロ4年目で初の巨人戦白星だ。「ずっとやられていたので、やり返そうと思って投げた。最高です」。77~88年の復刻ユニホーム。広島で水色のユニホームといえば、思い出されるのは「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実さんだ。背番号14を受け継いだ左腕は、不振で2軍落ちした5月下旬に「パワーが欲しい」と山口県周南市にある津田さんのお墓参りをした。「少しでも近づけるように頑張りたい」。その誓いを熱投で示した。

 3連勝で借金1。中日と並ぶ4位タイに浮上した。2位・阪神とも0・5ゲーム差と、巨人も含む大混戦を演出しているのは紛れもなく広島だ。

 ▼広島・野村監督 しびれる試合が続く中で、選手は僕に勇気を与えてくれた。

 ▼広島・大野投手チーフコーチ(ここ7試合連続で7イニング以上を投げ、2点以内に抑えている先発陣について)今まで投げてみないと分からなかった投手が、殻を破った投球をしてくれている。心強い。

 ▼広島・栗原(初回1死一、二塁で放った先制の左前打が、節目のプロ通算1000安打)本当はきのう決めるつもりだったけど、うれしい。これをきっかけに、もっと安打を積み重ねたい。

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