完ぺき救援の斎藤「自然に出た」ガッツポーズ

[ 2010年9月11日 12:36 ]

 【ブレーブス8―6カージナルス】ブレーブスが2点リードの8回に、斎藤の出番は回ってきた。1回を三者凡退で無得点に抑えると、チームはそのまま点差を守ってゲームセット。絶大な信頼を受けるセットアッパーが完ぺきな投球で勝利に貢献した。

 先頭にはファウルで粘られたが、126キロのカーブを外角いっぱいに決めて見逃し三振。軽く拳を握って感情を表し「ガッツポーズしたつもりはなかったけど、自然に出た」。後続は直球で詰まらせて一ゴロ、二飛に打ち取り「制球は良くなかったけど、ボールがいっていたので結果的に良かった」と息をついた。

 レギュラーシーズンは残り20試合となり、東地区首位のフィリーズを1ゲーム差で追う。ベテランは「厳しいのは分かっている。一試合一試合、一日一日(やるだけ)です」と話し、最後まで表情を緩めることはなかった。(共同)

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2010年9月11日のニュース