開幕6連敗は「いい経験」石川、球団タイ9連勝

[ 2010年9月11日 06:00 ]

ナインを迎える石川

 【ヤクルト7-4阪神】身長1メートル67の左腕エースがでっかい球団記録を達成した。ヤクルトの石川が6回2/3を2失点に抑え、今季11勝目。7月10日広島戦(神宮)から自身9連勝となり、58、59年の金田正一(当時国鉄)と並ぶ球団タイ記録となった。

 開幕6連敗の借りを返して余りある連勝記録に「個人の記録でやっていないが、凄い方に追いつけ追い越せが1つでもあるのはいいこと」と冷静に振り返った。
 立ち上がりは球がストライクゾーンに集まり、2回までに5安打2失点。3回以降は球を散らして1安打しか許さず、終盤の打線の爆発を呼んだ。チームは貯金を1とし、阪神、巨人、中日と上位3チームと連続して対戦する9試合の初戦に勝利。石川は「今だから言えるが、開幕6連敗はいい経験。終わり良ければ何とかとも言うし、チームがそうなるようにしたい」と話していた。

 ▼ヤクルト青木(9回に内野安打を放ち、打率3割5分3厘7毛で阪神の平野を2毛差でかわして首位打者に)追加点が欲しかったので、何とか出塁したかった。
 ▼ヤクルト・川端(7回に左前へ決勝打)直球に差し込まれていたので、負けないでいこうと思っていた。

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2010年9月11日のニュース