黒田 11勝目消えた…それでも前向き「上を向いていける」

[ 2010年9月11日 11:54 ]

アストロズ戦に先発、6回を1失点で降板したドジャース・黒田

 ドジャースの黒田博樹投手は10日、ヒューストンでのアストロズ戦に先発。6回を投げて4安打2四球3奪三振で1失点だった。勝利は付かず、チームは延長11回、4―2で勝った。

 黒田が6回1失点でまとめながら勝利をつかむことができなかった。

 立ち上がりから調子自体は良くなかったが、降板するまでにピンチを招いたのは連打を許した5回のみ。勝ち投手の権利を残して中継ぎ陣につないだが、7回に同点に追いつかれ今季11勝目を逃した。

 7試合連続で6回以上を投げ、先発の役目は果たし続けている。「それを評価してくれるならありがたいですし、僕自身も上を向いていけるし、次の登板に向けてやれると思う」。優勝戦線からも脱落し、自身の勝ち星も伸びないジレンマの中で、気持ちを奮い立たせた。(共同)

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2010年9月11日のニュース