アスレチックス、松井獲り!?長打力を高く評価

[ 2010年9月11日 06:00 ]

今オフFAとなる松井。来季はどのチームでプレー?

 アスレチックスの地元紙サンフランシスコ・クロニクル電子版が9日付で、エンゼルス・松井秀喜外野手(36)を今オフの獲得候補に挙げた。今季チーム本塁打89本がリーグ最低に沈むア軍には、長距離砲が必要と同紙は指摘。ダン(ナショナルズ)、コネルコ(ホワイトソックス)、オルティス(レッドソックス)ら松井と同じく今オフFAとなる長距離砲たちとともに名前が挙げられた。

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 不振が長引き苦しみながらも松井の18本塁打、74打点は、ア軍では堂々チーム2冠の数字だ。ア・リーグ西地区で3位のエ軍に2・5ゲーム差をつける2位のア軍地元紙も、その長打力は高く評価している。低予算を強いられているア軍だが、昨オフにも条件が下がってくれば松井獲得へ動く姿勢を示していた。
 10日(同11日)からは本拠地で、イチロー擁するマリナーズと今季最終戦となる3連戦。休養に努めた松井は「まだ試合は残っている。最後までやり抜かないといけない」と変わらぬ姿勢を強調した。マ軍はカード別で今季最多の5本塁打、13打点というお得意様。初戦の先発右腕ポーリーは、8月30日に今季自己最長131メートルの17号2ランを見舞った相手だ。残り22試合、地区4連覇は絶望的な状況だが、メジャー生き残りを目指す松井に消化試合はない。

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2010年9月11日のニュース