CSあきらめない!ヤクルト 名手トンネルも主砲がカバー

[ 2010年9月11日 16:24 ]

 【ヤクルト3―2阪神】名手が痛恨のトンネルで先制点を許した。ヤクルト・宮本が5回、2死二、三塁でマートンが打った正面の三ゴロを捕球できず、打球が左翼へ転がる間に2者が生還し、阪神にとって貴重な先制点となった。

 館山の前に4回まで1安打と苦労していた阪神打線。首位陥落の翌日だけにどうしても落とせない一戦だが、思わぬところで拾った得点に、三塁走者の金本は手をたたきながら生還した。
 しかし、8回にホワイトセルが逆転本塁打を放ち、阪神に連勝。試合後、宮本はホワイトセルに抱きつき、ホッとした様子だった。
 名手のミスを主砲がカバーし、連日の逆転勝ちとなったヤクルト。「チームはいい雰囲気。先に点を取られても逆転できるというムードがある」とホワイトセル。CS進出へまだ希望の火は消えていない。

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2010年9月11日のニュース