岩村とばっちり“殺人スライディング”

[ 2008年6月6日 06:00 ]

クリスプからスライディング攻撃を受ける岩村

 【レイズ1-5レッドソックス】レイズの岩村が災難に見舞われた。8回無死一塁、二盗阻止のためベースカバーに入ると、レッドソックス・クリスプからスパイクの歯を向けた“殺人スライディング”を仕掛けられた。幸い転倒だけで故障もなく「僕の中ではどうでもいい話」と冷静だったが、マドン監督は「明らかに狙っていた。許せない」と怒り心頭だ。

 発端は6回1死一塁、同じ状況で二盗に成功したクリスプだったが、クロスプレーで左手親指を負傷。「ベースカバーに入った(遊撃)バートレットが故意に左ひざを立てた」と激高し、報復を狙ったという。「標的」は運悪く岩村に。それでも「(スライディングが)来ると思って足も(進行方向に)入れずグラブだけ出した」と今春、ヤンキースとのオープン戦で同様の“タックル”を受けた経験を生かし、危機を回避した。

 災難続きを象徴するように、チームは連敗で首位陥落。さらに主砲ペーニャは左人さし指骨折で故障者リスト入りと後味の悪い試合となった。頼りになるのは今季20度目のマルチ安打を放った岩村のバットだ。8回に実現した岡島とのメジャー初対決ではカウント2―3からきっちり右前打。「(マウンドからの)18・44メートルが久しぶりに懐かしく思えた。対戦できてうれしかった」。“何苦楚魂”がチームを支えている。

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