レッドソックス―レイズ戦で死球から大乱闘

[ 2008年6月6日 10:59 ]

レッドソックスのクリスプへの死球から始まった乱闘に加わるレイズの岩村(右端)

 ボストンで5日行われたレッドソックス―レイズで両軍入り乱れる大乱闘があった。

 2回、レッドソックスの先頭打者クリスプが死球に激高し、ヘルメットをたたきつけてマウンドへ猛ダッシュ。シールズ投手も応戦したため、両チームの選手も飛び出して殴り合いになった。
 伏線があった。3連戦初戦の3日は両チーム計3死球。4日はクリスプが二塁手の岩村に激しいスライディングを仕掛けるなど、荒いプレーが目立った。この騒動でクリスプ、シールズら3人が退場処分に。物々しい雰囲気の中、試合は行われ、レッドソックスが7―1で勝った。
 レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で出場、4打数1安打だった。内容は左飛、右飛、左飛、死球、左中間二塁打。打率は2割7分6厘。

 ≪乱闘は残念と岩村≫レイズの岩村は2回の乱闘について「おれはあんなこと望んでもいない。早い回でああなって残念」と複雑な表情を浮かべた。
 点差も開き集中力を維持するのが難しい展開だったが、9回の打席で左中間二塁打を放ち、3試合連続安打とした。「それまでの打席も球はとらえていたんでね」。チームは3連敗したが、自身の調子はまずまずのようだ。(共同)

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2008年6月6日のニュース