中日・立浪監督 “ノーノー”柳の降板「迷った部分はあったけど」次を見据えて決断

[ 2023年8月13日 17:14 ]

セ・リーグ   中日2―1広島 ( 2023年8月13日    バンテリンD )

<中・広>交代を告げる立浪監督(撮影・椎名 航)
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 中日が延長10回に執念の逆転サヨナラ勝ちを収めた。

 先発の柳が9回まで無安打無得点投球を続けながら、打線も沈黙して0―0のまま延長戦に突入した。10回のマウンドを託されたマルティネスが2死から広島・堂林に痛恨被弾。今季37試合目で初の自責点となった。

 追い込まれた10回に石川昂、宇佐見の2者連続本塁打で劇的なサヨナラ勝ち。立浪監督は「柳に勝ちをつけてあげられなかったのは、バッター陣もしっかり感じ取って欲しい。今季、柳の時に援護がないので、野手陣は貸しを作ったので次につなげて欲しい」と打者に奮起を促した。

 9回で降板の決断については「ちょっと迷った部分はあったけど。ライデル(マルティネス)という投手もいますし。逆に(柳が)10回いって負けがつくという嫌な予測をしてはいけないけど、それよりも今日9回ゼロで、ノーヒットで抑えた、その方が次につながるのかなという思いはあった」と説明した。

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