巨人メンデスが来日4勝目 死球乗り越え、6回をわずか2安打1失点 打線が初回6点と大量援護

[ 2023年8月13日 17:19 ]

セ・リーグ   巨人8―1DeNA ( 2023年8月13日    東京D )

<巨・D>4回、ソトを空振り三振に仕留めガッツポーズのメンデス(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の新助っ人左腕、ヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)がDeNA戦(東京D)に先発登板。味方打線が初回いきなり6点を挙げる大量援護もあって6回2安打1失点と好投し、来日4勝目(3敗)を挙げた。

 初回を3者凡退で好発進。するとその裏、味方打線がいきなり爆発した。長野の3年ぶり三塁打と吉川の二ゴロで1点先制。さらに坂本、岡本和、秋広の3連打で1死満塁とし、ブリンソンが4連打目となる来日初の満塁弾を放つと、大城卓も5連打&2者連続弾となる14号ソロを放って一挙6点を挙げた。

 3回の第2打席で相手2番手右腕・上茶谷から右太腿に死球を受けて痛がる場面があり、直後の4回に連打と牧の犠飛で1点失ったが、失点はそれだけ。6回をわずか2安打1失点で投げ切った。

 投球内容は6回で打者21人に対して98球を投げ、2安打1失点。8三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は152キロだった。

 メンデスは7月23日のDeNA戦(横浜)で7回3安打無失点と好投して来日2勝目を挙げると、同30日の中日戦(東京D)でも7回5安打無失点と好投。0―0のまま降板して来日3勝目を手にすることはできなかったが試合後のお立ち台に上がってスタンドを喜ばせた。

 前回登板した8月6日の広島戦(マツダ)では6回4安打無失点で3勝目。連続無失点は23回で途切れたが、安定した内容での来日4勝目(3敗)となった。

 ▼メンデス 抜け球が多く、状態はあまり良くなかったですが、初回に6点の援護をもらって非常に助けられました。大城卓もリードで引っ張ってくれて、最低限の役割を果たすことができて良かったです。

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