父・弘樹さんが明かす中日・岡林は「周りとは違うものを持っていた」兄との練習で驚いた一幕も

セ・リーグ   中日3－2広島 （ 2023年8月12日    バンテリンD ）

＜中・広＞連敗を止め、ハイタッチで勝利を喜ぶ岡林（中）ら中日ナイン（撮影・椎名　航）
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　岡林の父で、かつて社会人のサンジルシ醸造で投手、外野手としてプレーした弘樹さん（49）が、球団タイ記録の25試合連続安打をマークした息子の快挙を受け、本紙に祝福コメントを寄せた。

　本当に、「おめでとう」という言葉しか出てこないです。プロ4年目で、まさか、こんなに早く球団記録を持つ選手になるとは、考えもしなかったです。

　野球を始めた小さいころから「周りとは違うものを持っているな」とは感じていましたが、とにかくメンタルが弱い子でした。例えば先攻の試合に3番打者として出た時、初回にいきなり凡退すると、ふてくされるではないけど集中が切れてしまい、その後は…。親としては困ったこともありました（笑い）。

　負けず嫌いで、練習を継続する力は人一倍。子供のころから、チームの練習を終えて帰宅後も、2歳上の兄（元広島育成選手・飛翔さん）と自宅のティーネットで毎日のように打撃練習をしていました。研究心もありました。私が飛翔に「打撃で体が開いている」などと教えていると、隣で聞いていて、すぐ実行するので「もう、できている！？」と、よく驚かされました。

　親の立場としては毎日ハラハラ、ドキドキで仕事も手に付かないほどですが、日本記録（33試合）を目指して頑張ってほしいです。