阪神の新助っ人・ブルワーが実戦デビュー　2軍・広島戦で1回を三者凡退2奪三振の快投

ウエスタン・リーグ   阪神―広島 （ 2023年8月13日    鳴尾浜 ）

＜ウエスタン　広・神＞7回、マウンドに上がったブルワー（撮影・岸　良祐）
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　今月4日に来日した阪神のコルテン・ブルワー投手（30＝ヤンキース傘下3A）が13日、2軍・広島戦で実戦デビューした。3―0の7回に西勇の2番手で登板。1回無安打無失点、2奪三振と上々の投球を見せた。

　「結果も良かったし、久々に実戦マウンドに戻ることができて興奮した。ちょっとエキサイトしすぎたけど、本当に良かったよ」

　150キロ超の直球とカットボール、、スライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を操るを1メートル93の長身右腕。実戦登板は6月25日以来約1カ月半ぶりながら、ブランクを全く感じさせなかった。最速は151キロをマークし、制球も上々。韮沢、二俣からの2つの三振は、スライダーとカーブで奪った。

　「ツーシーム以外は投げた。今日のテーマはストライクゾーン内で投げること。荒れて四球というよりゾーン内で。あとはしっかり自分の強い球を投げることだった。それはできたと思うよ」

　1軍では中継ぎで起用される見込み。今後の2軍調整登板の内容次第では早期昇格もあり得る状況で「いつでも準備はできている」と自信を見せた。