【甲子園】仙台育英　春を制した「BIG　WAVE」に乗って連覇へ…応援に山梨学院の魔曲導入

第105回全国高校野球選手権記念大会第7日2回戦   仙台育英8－2聖光学院 （ 2023年8月12日    甲子園 ）

今春選抜で優勝した山梨学院が得点時に演奏していた「BIG　WAVE」を今夏から応援に加えた仙台育英応援団（撮影・柳内　遼平）
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　【記者フリートーク】車で約1時間ほどの距離に位置する仙台育英（宮城）と聖光学院（福島）の両校。昨夏の決勝では仙台育英応援団が「同じ東北である聖光学院の思いも引き継ぎたい」と、準決勝で18―4の大差で下した聖光学院が応援歌として使用していた福島県で結成されたバンド「GReeeeN」の「キセキ」を演奏した。

　同公式ツイッター（現X）も「仙台育英ブラスバンドの皆さんが聖光学院の思いをつないで急きょキセキを演奏されました」と反応。東北勢悲願の初優勝を果たした。

　今夏は地方大会から、今春選抜で県勢初の優勝を果たした山梨学院が使用してきた「山学BIG　WAVE」を導入。アルプス席で応援した二塁手の斎藤大葵（だいき・2年）は「凄く盛り上がる。本当にチームを勢いづける大きな応援歌」と語った。

　春を制した魔曲も加えて夏の連覇を狙う。（アマチュア野球担当・柳内　遼平）