【甲子園】花巻東の主将・千葉が決勝打!高校通算140発の佐々木麟は無安打も3回戦進出

[ 2023年8月13日 18:39 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会2回戦   花巻東2―1クラーク ( 2023年8月13日    甲子園 )

<花巻東・クラーク>8回、適時打を放つ花巻東・千葉(撮影・藤山 由理)
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 花巻東の千葉柚樹主将(3年)が決勝打を放った。

 1―1の8回2死一、二塁。2ボール2ストライクからのスライダーを左前にはじき返した。

 雨で濡れた外野の芝で左翼手の打球処理が遅れる間に二塁走者が生還。勝ち越しに成功した。

 千葉は「チーム全員にありがとうと言いたい」と笑顔を浮かべた。

 直前に雨による1時間34分の中断。緊張の糸も切れそうな長い時間だったが、主将はベンチでナインに「試合はあるぞ」と伝え続けた。

 再開後、1死満塁のピンチを無失点で切り抜け、勝利を引き寄せた。

 高校通算140本塁打を誇る3番・佐々木麟太郎(3年)は4打数無安打1三振に終わったが、2013年以来の夏の甲子園3回戦に進んだ。

 千葉は「次も粘り強く戦って行きたい」と上を見据えた。

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