孫と戦った夏終わる…79歳、大垣日大の阪口慶三監督は「甲子園でこんな試合が出来るとは…」

[ 2023年8月13日 21:08 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会2回戦   大垣日大3―4おかやま山陽 ( 2023年8月13日    甲子園 )

<おかやま山陽・大垣日大>8回、大垣日大・阪口監督は同点となる右越えソロを放った、孫の高橋をベンチで迎える(撮影・井垣 忠夫)
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 大垣日大の阪口慶三監督(79)は「流れを持ち込み切れなかった」と悔しい幕切れとなった一戦を振り返った。

 1点を追う8回、主砲で実の孫でもある「4番・捕手」の高橋慎(3年)のソロ本塁打で追いついた。

 延長10回タイブレークも先攻で1点を奪った。

 その裏、相手のバント失敗もあり、2死までたどり着いたが、次打者に四球を与えて満塁。ここで先発してマウンドを守り続けていた山田渓太(3年)と捕手の高橋がまさかのミスを重ね、サヨナラの走者の生還も許してしまった。

 1回戦の近江戦で歴代7位タイの甲子園通算40勝を達成した阪口監督も「甲子園でこんな試合が出来るとは…でも残念ですね」とサヨナラ負けを振り返った。

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