ヤクルト・山田 球団史上最長タイの10年連続2桁本塁打「とにかく還すことを心掛けた」 広沢克己に並ぶ

[ 2023年8月13日 20:27 ]

セ・リーグ   ヤクルトー阪神 ( 2023年8月13日    京セラD )

<神・ヤ>5回2死二塁、山田は2点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルト・山田哲人内野手(31)が球団史に名を残した。1-4の5回に10号2ランを放ち、2014年から10年連続となる2桁本塁打をマーク。球団では1985年から94年まで記録した広沢克己に並ぶ、最長タイ記録となった。

 5回2死二塁、阪神先発・伊藤将の外角140キロ直球を強振。打球は高い弧を描き、猛虎ファンで黄色く染まった左中間スタンドへと吸い込まれた。追い上げの一打にも表情一つ変えることなく静かにダイヤモンドを一周。引き締まった表情でナインの待つ三塁ベンチへと戻っていった。

 「打ったのはストレート。並木が盗塁してくれたのでとにかく還すことを心掛けました。良い角度であがってくれました」と試合の流れを変える一打を振り返った。

 山田は4年目の14年に初めての2桁本塁打となるシーズン29本塁打をマーク。翌15年には38本塁打で本塁打王を獲得した。この日で281本塁打となり、本塁打数も現役では坂本(巨人)を抜き、単独4位に。歴代でも単独の53位となった。

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