10日間で…新庄監督が内野スタメン立候補を募る「お前がレギュラーという選手にならないと」

パ・リーグ   日本ハム5―1ソフトバンク （ 2023年5月25日    エスコンフィールド ）

＜日・ソ（11）＞勝利に手を叩く新庄監督（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムが連敗を「3」で止めた。

　5得点の口火を切ったのが、米メジャーから「逆輸入選手」
と話題になった加藤豪の中前打だった。

　この日は「6番・二塁」で日本デビュー。守備も無難にこなし、新庄監督を「アメリカで生まれ育って、日本での不安っていうのもあると思うしね。本当にうれしかった」と喜ばせた。

　指揮官が「昨日ピッチャーがガンケルと聞いた時点でバットの軌道が水野君に合うな～というところで、もう一番最初にスタメンを決めてました」と、遊撃に抜てきした2年目の水野は2回に同点二塁打を放ち、起用に応えた。

　加藤豪の昇格と水野の活躍で、上川畑、谷内、アルカンタラら内野のレギュラー争いが激化する一方だ。

　新庄監督は「ね～、でも、この期間中にお前がレギュラーという選手にならないといけないんですよ。オレに迷わせているようじゃ、ね」と競争を求めた。

　そして「アピールの時期は時期なんですけど、まあ、こっからね、あと10日間くらいで誰かがレギュラーをつかんでくれたら、もう最高ですけどね。今、本当にチャンスなので」とレギュラーに名乗りを上げる選手を楽しみに待つ構えだ。