巨人が来たぞ!逆転勝ちで今季最多タイ、51日ぶり貯金2 DeNAと7・5差→2差に 田中千プロ初勝利

[ 2023年5月25日 20:46 ]

セ・リーグ   巨人5―4DeNA ( 2023年5月25日    東京D )

<巨・D>6回、坂本の二塁打で生還した吉川を笑顔で迎える田中千(撮影・篠原岳夫)
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 3位の巨人は2位DeNAに逆転勝ちを収めて2連勝。3カード連続勝ち越しを決め、23勝21敗で今季最多タイの貯金2とした。

 巨人の貯金2は開幕直後で3勝1敗だった4月4日以来51日ぶり。今月8日には7・5ゲーム差だったDeNA(当時首位)とのゲーム差を2に詰めた。

 1―3で迎えた5回に大城卓の4戦ぶりとなる7号2ランで同点。3―3で迎えた6回には2死二塁からそれまでの3打席で凡退していた吉川が中前適時打を放って勝ち越し、さらに坂本の左中間への適時二塁打でもう1点加えた。

 なお、坂本はこの一打で今季2度目、通算180度目の猛打賞。野村克也(西武)の持つNPB歴代4位記録に並んだ。さらに初回、6回に2本の二塁打を放って現役最多の通算426二塁打とし、429二塁打でNPB歴代5位の稲葉篤紀(日本ハム)まで「あと3」としている。

 今季4勝目を狙った先発右腕・山崎伊は初回に関根、2回にソトと2本塁打を浴び4回6安打3失点で降板したが、5回以降を大江、田中千、高梨、中川、鈴木康とつないで最後は守護神・大勢が今季9セーブ目で締めくくった。

 ドラフト3位ルーキーの田中千は11試合目の登板で待望のプロ初勝利。右太腿裏肉離れから21日ぶりに戦列復帰した中田翔は「6番・一塁」に入って第2打席で左前打を放った。3打数1安打で、7回からベンチに下がっている。

 また、今季初の3試合連続本塁打中だった主砲・岡本和は中田翔の復帰により2019年8月9日のヤクルト戦(東京D)以来1385日ぶりとなる左翼に入って先発出場。4打数無安打に終わり、2回に左翼守備でミスを犯して失点に絡む場面もあった。

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