巨人・原監督 「左翼・岡本和」は本人とも話し合って決定 自身も経験「僕も献身的な選手だったから」

[ 2023年5月25日 21:59 ]

セ・リーグ   巨人5―4DeNA ( 2023年5月25日    東京D )

<巨・D>2回1死二塁、山本の飛球を捕った岡本和(右)はしばらくボールを持ったまま。ブリンソンに指示されてあわてて三塁に投げる(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(26)は25日のDeNA戦(東京D)に「4番・左翼」で先発出場。7回からは一塁へ移ったが4打数無安打に終わり、今季初の4試合連続本塁打はならなかった。

 岡本和がスタメン左翼に入るのは2019年8月9日のヤクルト戦(東京D)以来1385日ぶり。本職の三塁手として3月31日の開幕戦を迎えたが、一塁手・中田翔の負傷離脱により今月9日のDeNA戦(新潟)から前日25日のDeNA戦(東京D)まで12試合連続でスタメン一塁に入った。この日は中田翔が戦列復帰したため4年ぶりのスタメン左翼となったが、2回には1死二塁で山本の左飛を処理した後、送球の構えを見せず、二走・京田にタッチアップを許して失点につながった場面もあった。

 試合後、岡本和の左翼起用について聞かれた原辰徳監督(64)は「和真とも2、3日前に話をしてね、非常にチームのためというなかで、監督としては、サードもファーストも、そして外野もという選手がいてくれる。しかも、それが看板選手であり4番バッターだという部分では非常に心強く、今日決めたということですね」とまずは説明。

 さらに「まぁ、WBCで見てるからね。世界の大舞台でやってくれてる人ですから、そこはそれほどっていうか、不安はないですね。ただ、そういう気持ちでいてくれているという、さっきのね、それがうちの看板選手であり4番バッターであるという部分においてはね、えー、非常に心強いというところですね」と語った。

 原監督も現役時代に経験があると指摘されると「あるよ、レフト」とし、同じサードからのコンバートということについては「コンバート…まぁコンバート、そうだね、そういう時もあった。色々経験させてもらったよ、僕も献身的な選手だったから」とコメント。看板が献身的、と振られると「いやいや、看板じゃなかったけどね」と謙遜していた。

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