加治屋さん、気にしないで!3勝目消えた阪神・伊藤将の行動にSNSで虎党が称賛「かっこよすぎるだろ…」

[ 2023年5月25日 21:21 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2023年5月25日    神宮 )

8回2死一、三塁、ボークで同tンを許して呆然とする加治屋(撮影・北條 貴史)
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 阪神・伊藤将司投手(27)のある行動が、虎党に喜ばせた。

 25日のヤクルト戦で先発した伊藤将は8回途中で降板。8回に近本の勝ち越し弾が生まれ、このままいけば今季3勝目となるはずだった。

 だが、8回の2死一、三塁でスイッチした2番手・加治屋が、塩見の打席中に一塁へけん制球を投げた場面がボークとなり、三塁走者が生還し同点。この瞬間に伊藤将の今季3勝目は消滅した。

 その後、塩見を空振り三振に打ち取った加治屋がベンチに戻ると、ベンチ前で伊藤将が真っ先に出迎え、拍手で労った。さらにベンチに腰掛け、うなだれていた加治屋を見て、伊藤将はわざわざ近寄り、左手で肩をポンポンとたたき、“気にしないでください”とメッセージ。話しかけながら、再び労った。いつも、試合の急場で奮闘してくれる救援陣に対しての、伊藤将らしい思いでもあった。

 この行動が虎党の間で話題となり、ツイッターでは「落ち込む加治屋に肩に手を置いて励ます将司かっこよすぎるだろ…」「伊藤将司、加治屋に思いやり」「加治屋を真っ先に出迎えるイトマサ」などの投稿が集まり、伊藤将の行動を称えていた。

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