健大高崎 1年生右腕が4強導いた!公式戦初先発の石垣が7回無失点 目標は「155キロで日本一」

[ 2023年5月25日 04:50 ]

春季高校野球関東大会・準々決勝   高崎健康福祉大高崎2―0帝京 ( 2023年5月24日    サーティーフォー保土ヶ谷 )

<帝京・高崎健康福祉大高崎>7回1安打無失点と好投した高崎健康福祉大高崎の石垣(撮影・村井 樹)
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 関東大会は準々決勝2試合が行われ、ベスト4が決まった。高崎健康福祉大高崎(群馬)は最速145キロ右腕・石垣元気投手(1年)が7回1安打無失点と好投し、帝京(東京)に2―0で勝利。木更津総合(千葉)は序盤から打線がつながり、昌平(埼玉)を7―2で下した。

 高崎健康福祉大高崎期待の1年・石垣が7回1安打無失点。公式戦初先発を完璧な内容で終えて「ストライク先行で投げられた」と胸を張った。「打たせて取ることを意識した」と、直球とチェンジアップとの緩急を駆使して内野ゴロの山を築き、球数も72とリズムも抜群。初戦の土浦日大(茨城)戦でも3回無失点と結果を残している右腕は「高校では155キロを出して日本一になる」と大きな目標を語った。

 ≪木更津総合・庄村が高校1号で貢献≫「8番・三塁」で出場した庄村佑心(1年)が、高校初本塁打を含む2安打3打点で勝利に貢献した。6回1死三塁で立った第3打席、高めのスライダーを引っ張ると打球はそのまま左翼スタンドへ。満面の笑みでダイヤモンドを一周し「うれしかった。高校では誰にも負けない選手になる」と目を輝かせた。守備力を買って起用を続ける五島卓道監督も「あの場面で打てたのは自信になると思う」と目を細めた。

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