2度のサイヤング賞に輝くRソックス・クルーバーがブルペンに配置転換、今季は2勝6敗、防御率6・26

レッドソックスのコリー・クルーバー（AP）
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　レッドソックスが今季の開幕投手を務めたベテラン右腕コリー・クルーバー（37）をブルペンに配置転換した。アレックス・コーラ監督が24日（日本時間25日）地元ラジオ番組で明かした。代わって22日のエンゼルス戦に先発したタナ―・ホークがそのままローテーションに残り、28日のダイヤモンドバックス戦でも先発する。

　クルーバーはインディアンズ時代の14年と17年に2度サイヤング賞に輝いた好投手。しかし18年に20勝して以降は成績を落としていた。昨季はレイズで2桁勝利を挙げたが、防御率は4・34だった。オフに1年1000万ドルで契約。今季は9試合に先発し、2勝6敗、防御率6・26。21日のパドレス戦では5失点で3回途中にKOされた。

　アレックス・コーラ監督は「コーリーはプロだから理解してくれた。先発投手として契約したけど、今は調子を落としている。一方で若い投手が良い球を投げている。だから決断した」と説明。クルーバーが最後に公式戦でリリーフで投げたのは2013年と10年前だった。

　レッドソックスの先発投手陣の防御率は5・36で26位。吉田正尚擁する攻撃陣のOPS（出塁率＋長打率）は・766で7位。現在26勝23敗の地区4位から浮上するには先発投手陣のてこ入れが必要不可欠だった。