スケボー堀米雄斗 地元の江東区で初の主催イベント「楽しさ教えてもらった」

[ 2022年11月13日 19:32 ]

主催イベントで技に成功した子供とハイタッチを交わす堀米雄斗
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 スケートボード・ストリート男子で東京五輪金メダルの堀米雄斗(23=MIXI)が13日、地元の東京都江東区にオープンした夢の島スケートボードパークで自身初となる主催イベント「YST plot zero」を開催。子供向けの教室やユース世代のコンペを通じ、未来を担うスケートボーダーと交流した。

 イベントは午後2時前から降り出した小雨のため、一部前倒しで終了となったが、「自分の企画をいろんな方がサポートしてくれて、何とか天気ももって終えられて良かった」と充実感をにじませた。教室では堀米自身が手本を見せながら、小学生を丁寧に指導。「小さな子が技ができて喜んでいるのを見て、逆に楽しさを教えてもらった。スケボーの原点なので、忘れないようにしたい」と話した。

 この日の午前中にオープニングセレモニーが行われた同パークは、東京五輪前から堀米も計画に関わり、構想やアイデアを出したという。「レールの角度をこうしてほしいとか、結構関わることができた。初心者から中級者で楽しめるパーク。海外でもトップに近い施設だし、場所もおしゃれ」と、そのできに納得のようすだった。

 イベントはスケボーのメジャー化や選手の育成を目的に、今後も定期的に開催する方針。堀米は「パークの少ない県もあるので、そういうところで積極的にできたら。イベントが大きくなれば、世界でもやりたい」と意欲を示した。

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2022年11月13日のニュース