日本 ウクライナに1勝3敗 次回大会予選出場逃す 女子テニス国別対抗戦

[ 2022年11月13日 04:40 ]

日本―ウクライナ シングルスでポイントを奪われ、うつむく内島萌夏=東京有明コロシアム
Photo By 共同

 女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯プレーオフ最終日は12日、東京・有明コロシアムで行われ、日本がウクライナと対戦し、1勝3敗で屈した。次回大会の予選出場を逃し、地域1部に回ることが決定した。第1日のシングルスを2敗で迎えたこの日は、シングルスで世界105位の内島萌夏(21=フリー)が世界70位のマルタ・コスチュク(20)に0―6、3―6で完敗。消化試合となったダブルスで青山修子(34=近藤乳業)、柴原瑛菜(24=橋本総業)組が勝利した。

 今大会を最後に日本代表の土橋登志久監督(56)は退任。次期監督に内定している杉山愛さん(47)が大会を視察した。12月の国内合宿から指揮する予定。来季はアジア・オセアニアゾーン1部に回ることが決まり「失うものは何もないところからのスタート。ポテンシャルはあるチームなので、楽しみ」と強調した。

 今回の招集を見送られた大坂なおみ(25=フリー)については「今は肉体的な疲労やメンタルヘルスの問題もある。いかに元気よく彼女らしく戦えるか。アジア・オセアニアは彼女の力を借りずに勝ちたい」と語った。

続きを表示

2022年11月13日のニュース