高校ラグビー東京予選 目黒学院が3年連続21回目の出場 “今季2敗”の東京高に接戦でリベンジ

[ 2022年11月13日 15:48 ]

第102回全国高校ラグビー東京都予選 ( 2022年11月13日    秩父宮ラグビー場 )

競り合いながらハイボールをキャッチする目黒学院の中村つぐ希
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 決勝が行われ、第2地区は目黒学院が東京高に12―10(前半7―5)で競り勝ち、3年連続21回目の全国大会出場を決めた。

 目黒学院は前半5分にラインアウトを起点にSH門上龍慈(3年)のトライで先制。東京も10分に自慢のモールからフランカーの石橋史堂(3年)が左中間へ押さえて7―5で折り返した。目黒学院は後半9分、2年生ながら異例の副将を務めるロック中村つぐ希(2年)のトライで12―5と引き離したが、東京高は16分、再びモールから石橋のトライで12―10と2点差に詰め寄った。東京高は後半25分にも攻め込んで左中間インゴールへなだれ込んだが、目黒学院のディフェンスでグラウンディングできず、ゴールラインドロップアウトで逆転のチャンスと3年ぶりの花園出場を逃した。

 今季の目黒学院は東京高に新人戦で大敗、春季大会では0―0の引き分けながら抽選負けと、勝てていなかった。竹内圭介監督は「とにかくディフェンスだけを頑張れと選手を送り出した」と話し、練習では常にディフェンスのメニューを組み込んだというCTB菅瑞輝主将(3年)は「今までの悔しさを全部晴らそうとピッチへ出た。2回も負けていたのでチャレンジャーとして立ち向かった。ホッとしてます」と笑顔をのぞかせた。後半、東京高のテンポ良い展開攻撃に「ディフェンスが追いつかずに規律が崩れていた」と課題を挙げ、「東京高の思いも背負って花園では戦いたい。目標は全国優勝です」と言い切った。

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2022年11月13日のニュース