高校ラグビー 国学院久我山 2年連続43回目の全国大会出場 清水健伸主将がハット

[ 2022年11月13日 15:26 ]

第102回全国高校ラグビー東京都予選 ( 2022年11月13日    秩父宮ラグビー場 )

トライを決めた清水(背番2)に抱きついて喜ぶ国学院久我山の選手たち
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 決勝が行われ、第1地区は国学院久我山が成城学園を29―5(前半7―5)で下し、2年連続43回目の全国大会出場を決めた。風下の前半は自陣からでもボールを継続して攻めたものの、成城学園のスクラムでの健闘とアグレッシブな攻守にミスが目立ち、わずか2点のリード。しかし、風上の後半は相手反則からゴール前ラインアウトのチャンスを再三つくり、武器であるモールから10、16、25分とフッカー清水健伸主将(3年)がハットトリックを決めるなど4トライを挙げて突き放した。

 国学院久我山は昨季の花園出場メンバーが先発に7人含まれていたが、ケガのSO袖山遼平(3年)らがケガで欠場。土屋謙太郎監督は先も見据えてメンバーから外したと明かし、「下級生や2番手の選手が粘り強く頑張った。いい経験をさせてもらったので全国へつなげたら」と話した。新型コロナウイルスの影響を最も受けた世代で、夏合宿も途中で打ち切られて強豪との手合わせも少なかったとあり、清水主将は「花園へは優勝しに行きます。強豪とも(試合が)できるように上へ行きたい」と意気込んだ。

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2022年11月13日のニュース