佐藤駿「自信が戻ってきた」左肩手術乗り越え2年連続GP表彰台

[ 2022年11月13日 07:54 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦英国大会第2日 ( 2022年11月13日    シェフィールド )

佐藤駿
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 男子で19年ジュニアGPファイナル優勝の佐藤駿(明大)はフリー3位の166・35点をマークし、合計249・03点で3位表彰台となった。2位だった昨年のフランス大会以来2年連続のGP表彰台。優勝したグラッスル(イタリア)、2位のバシリエフス(ラトビア)とともに表彰式に参加した。

 冒頭の大技4回転ルッツは転倒したが、4回転トーループや3回転半など切れ味鋭いジャンプを連発。「レッド・ヴァイオリン」を演じ切り「ミスを引きずらずにできたので良かった」と振り返った。キス&クライでは日下コーチと得点をのぞきこむように確認し、納得した表情を見せた。

 2月に左肩手術を乗り越え、復調を印象づけた今大会。ジャンプについては「全部を通して徐々に感覚も戻っている。この調子でフリップとか戻せるように」と前向きに語り「この試合を機に自信が戻ってきた。これをきっかけにフィンランド大会で今よりも良い演技ができるように頑張りたい」と次を見据えた。

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2022年11月13日のニュース