壷井達也「悔しい気持ちでいっぱい」初GPは5位

[ 2022年11月13日 07:05 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦英国大会第2日 ( 2022年11月12日    シェフィールド )

壷井達也
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 男子で昨季の世界ジュニア選手権3位の壷井達也(シスメックス)はフリー5位の149・38点を出し、合計226・13点で5位だった。SP7位から2つ順位を上げた。冒頭の4回転サルコーで転倒したが、切り替えて続く3回転半などを成功させて「ハートビート」を演じ切った。

 キス&クライでは中野コーチと納得した表情を見せ「転倒から立て直したのは良かった」と振り返った一方で「冒頭の失敗が悔しい。2本目のトリプルアクセルのコンビネーションがダブルになったのも悔しい」と課題を口にした。

 初のGP舞台は、同門の三原舞依と同じ大会。女子SP首位だった先輩から「ショート何とかできたから、たっちゃんもフリー頑張って」と声をかけられたという。その舞台を戦い抜き「まず出てみて、悔しい気持ちでいっぱい。自分なりにできる限りの準備をしてきたけどまだまだ足りないと実感した」と話した。

 第6戦フィンランド大会にも出場する。「シニアの選手としっかり戦い、ジュニアにはない迫力を身近で感じた」とし「ショートをノーミスして、フリーでもサルコーを決めたい。世界ジュニアの点数や240、250点を狙いたい」と決意を新たにした。

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2022年11月13日のニュース