スケボー世界選手権 五輪代表の西村碧莉が逆転で2大会ぶりV

[ 2021年6月6日 21:58 ]

スケートボード・ストリート世界選手権最終日 ( 2021年6月6日 )

 東京五輪予選対象大会最終戦として行われ、女子決勝は西村碧莉(19=木下グループ)が14・73点で2大会ぶり2度目の優勝を飾った。13歳の西矢椛(ムラサキスポーツ)が14・17点で2位に入り、中山楓奈(15=同)は6位。今大会は3位までが優先的に五輪出場権を得ることができるが、3人は準決勝までに五輪予選ランキングでの東京五輪代表を確定させていた。

 一発技で競うベストトリックの2、3回目を立て続けに失敗した西村は、4回目を終えた時点で4位。最終5回目で手すりに跳び乗って板の裏で滑り降りる技を決め、トップに立っていた西矢を逆転するスコアを確認すると右手で力強くガッツポーズした。優勝インタビューでは崖っ縁からの頂点に「(5回目は)プレッシャーは大きかったけど、自分の技ができると信じていた。最高にうれしい」と笑顔。金メダルが期待される初の五輪に向け「ベストを尽くして楽しみたい」と意気込んだ。

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2021年6月6日のニュース