スケボー、13歳西矢が大技で決勝進出し五輪代表逆転切符 19歳西村、15歳中山も代表決定

[ 2021年6月6日 05:30 ]

スケートボード ストリート世界選手権第3日 ( 2021年6月4日    ローマ )

スケートボード・ストリートの世界選手権で女子決勝に進出した西矢(AP)
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 東京五輪予選対象大会最終戦として行われ、女子準決勝で西村碧莉(19=木下グループ)が14・24点の2位、15歳の中山楓奈が3位、13歳の西矢椛(もみじ、ともにムラサキスポーツ)が7位に入り、いずれも決勝進出を決めて五輪出場も確定させた。国・地域の出場枠は最大3で、西矢は日本勢5番手から逆転して切符を獲得。今大会3位までが優先的に五輪出場権を得るが、3人は表彰台を逃しても五輪予選ランキングでの出場が確実となった。

 逆転切符の懸かった大一番を前にしても、13歳の表情に緊張感はなかった。西矢はベストトリックの4回目で後方車輪の金具をレールに掛けて滑る「バックサイドスミスグラインド」を成功させて3・28点をマーク。最終5回目もまたぐように手すりに跳び乗って板で滑り降りる「リップスライド」を決めて得点を伸ばし、決勝進出の8人に滑り込んだ。

 19年に世界トッププロが集まるXゲームで銀メダルを獲得したホープ。大会前までは五輪予選ランキング日本勢5番手だった。前回の予選大会のデュー・ツアーは、代表スタッフの新型コロナ感染により日本女子ストリート選手全員が準決勝を棄権。巻き返しを図る西矢にとっては痛い幕切れだったが、西川隆代表監督が「誰が上にいってもおかしくない」と評していた激しい代表争いをラストチャンスで制した。

 ≪中山が本領発揮≫2日の予選を24位で通過した中山が本領を発揮した。ベストトリック2回目で手すりに前部車輪の金具を斜めに掛けて滑り降りる得意技「Kグラインド」を披露。

 全選手の試技で2番目に高い4・54点を叩き出し、最終5回目も板の後端で滑る技を成功させた。「(2位通過の)碧莉ちゃんみたいに、スケーターといったら私を思い浮かべるくらいうまくなりたい」と語っていた15歳。準決勝3位に食い込んで世界に存在感を示した。

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