渋野 チャンスものにできず予選落ち「ショットがいい分もっと悔しい」

[ 2021年6月6日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第2日 ( 2021年6月4日    カリフォルニア州 オリンピック・クラブ=6486ヤード、パー71 )

1打及ばず決勝ラウンドに進めなかった渋野(AP)
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 渋野日向子(22=サントリー)は76と振るわず、通算7オーバーで予選落ちした。

 最終ホールとなった8番、4メートルのバーディーパットはカップをそれた。1打及ばず、昨年4位に入った舞台で決勝ラウンドに進めなかった。渋野は「どれか一つでも入ってくれていたら。ショットがいい分もっと悔しい」と唇をかんだ。

 フェアウエーを外したのは1度だけで全体1位。パーオン率は66・67%をマークした。再三チャンスをつくったが、ものにできず合計35パットを要した。「自分では入ると思っているけど、打った瞬間に外れる」と悩みは深く、クロスハンドで素振りをする光景も見られた。

 「(五輪のことは)全然考えていなかった」と話したが、逆転の東京五輪出場へ、予選落ちは痛恨。現在世界ランキングで日本勢4番手で、6月末のランキングの2番手浮上を目指すが、残された挽回の機会は全米女子プロ選手権(24日開幕、ジョージア州)だけとなった。

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2021年6月6日のニュース