黄金世代10人目Vへ山路 前週エース2発弾み!攻めて70マーク 3差3位で初V狙う

[ 2021年6月6日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヨネックス・レディース第2日 ( 2021年6月5日    新潟県 ヨネックスCC=6435ヤード、パー72 )

笑顔でラウンドする山路晶(撮影・沢田 明徳)
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 黄金世代の山路晶(22=森六グループ)が3バーディー、1ボギーの70で、首位と3打差3位につけた。前週は国内ツアーで史上初の1ラウンドで2度のホールインワンを記録しながら予選落ち。今週は一気に初優勝のチャンスを迎えた。笠りつ子(33=京セラ)が通算9アンダーで首位をキープし、2打差2位には三ケ島かな(24=ランテック)がつけている。

 3番のチップインで幸先いいスタートを切った山路は、6番で3メートルを沈め、11番では1メートルに付け7アンダーと伸ばし、一時は首位に並んだ。直後の12番で今大会初ボギーを叩き、最後は3打差まで後退したが、初めての最終日最終組を確定させ「最後まで攻めの気持ちは忘れなかった」と振り返った。

 前週はツアー史上初となる1ラウンド2度のホールインワンを達成したが、予選落ち。不安定なスイングを省み、今大会前は体幹を引き締めるイメージのトレーニングに取り組んだという。

 これまで9人がツアー優勝を果たした「黄金世代」。米ツアーで戦う同世代の畑岡は中学時代からの親友。初対面で「背は小さいが、下半身が強くてスイングが大きく見える。私も強く鍛えよう」と刺激を受け、飛ばし屋として成長した。エース2発の際には畑岡から「おめでとう」とメッセージを受け取ったという22歳は「自分らしい攻めのプレーで自分も早く勝ちたい」と世代10人目の優勝に思いをはせた。

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2021年6月6日のニュース