松山 6差14位後退も前向き 決勝2日間で次戦マスターズへ弾みつける

[ 2021年4月4日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー テキサス・オープン第2日 ( 2021年4月2日    テキサス州TPCサンアントニオ=7494ヤード、パー72 )

テキサス・オープン第2日 15番でティーショットを放つ松山
Photo By ゲッティ=共同

 首位と3打差の4位で出た松山英樹(29=LEXUS)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし通算3アンダーで14位に後退した。キャメロン・トリンゲール(33=米国)が2位から69をマークし、通算9アンダーで首位に浮上。小平智(31=Admiral)は77と崩れ、通算9オーバーで予選落ちした。

 首位との差は3打から6打に開いた。松山は「昨日はコースに向かって集中できていたが、今日は自分のスイングのことやパターの打ち方を考えてしまった」と分析した。前半12番でティーショットを左に曲げ、2打目を出すだけとなりダブルボギー。フェアウエーキープ率は35・71%とティーショットに苦しんだ。

 この日は2オーバーだったが、上位で予選を突破した。決勝を戦うのは3月第1週のアーノルド・パーマー招待以来。「ちょっとしたズレがここまで乱れている」からこそ、「ちょっとしたことで良くなることもある」と前向きに捉える。次週のマスターズに向けても大切な決勝2日間。「スコアを伸ばしていかないとチャンスはないので、頑張っていきたい」と力を込めた。

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2021年4月4日のニュース