林享氏 池江のラスト25メートル課題も中盤は本来の泳ぎに近い

[ 2021年4月4日 05:30 ]

競泳日本選手権第1日 ( 2021年4月3日    東京アクアティクスセンター )

女子100メートルバタフライ準決勝、レースを終え引き揚げる池江(撮影・会津 智海)
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 【林享の目】大橋は手足が長く、大きなストロークを維持できることが強み。予選は良かったが、決勝は後半に疲れて泳ぎが小さくなった。4分33秒台は出ると予想していたが、午前決勝の本番を見据えて予選から飛ばした影響が出たのだろう。

 女子400メートル個人メドレーは16年リオ五輪金メダルのホッスー(ハンガリー)ら、世界の有力選手の調子が現段階では上がっていない。大橋は体力的な問題を解消できれば金メダルの可能性はある。

 池江は2月の東京オープンに比べて1秒近くタイムを縮め、かなり戻ってきた印象がある。スタートからの浮き上がり、ラスト25メートルの伸びは課題だが、25~75メートルは本来の泳ぎに近い。負荷の高いバタフライはラスト25メートルでバテるが、最も五輪に近いと思われる100メートル自由形では最後まで持つ可能性はある。

 女子100メートル自由形は7日が予選、準決勝で、8日が決勝。バタフライ3本を泳いだ疲労を残さないこともポイントになる。(92年バルセロナ五輪100メートル平泳ぎ4位、東海学園大監督)

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