両雄譲らず!神戸製鋼 パナソニックとの全勝対決に引き分け 雨のゲームに8523人

[ 2021年4月4日 16:15 ]

<ラグビー・トップリーグ第6節   神戸製鋼13―13パナソニック ( 2021年4月4日    神戸市・神戸ユニバー記念競技場 )

<神戸製鋼・パナソニック>後半、神戸製鋼・中島(左)、クルーデン(右)に止められるパナソニック・福岡(撮影・成瀬 徹)
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 神戸製鋼はパナソニックとの全勝対決に、13―13で引き分けた。

 前半、第一列に日本代表の稲垣、坂手を擁するパナソニックにスクラムで押された。4つの反則を犯し、そこから2本のPGを決められ、6―6で折り返した。

 強い雨の影響で展開ラグビーが使えない苦しい展開。後半開始直後、SOパーカーのキックパスをゴール前で受けたWTB井関がトライ。パーカーが難しい角度のGKを決めて勝ち越したものの、その後、スクラムからの1次攻撃でSH内田に独走トライを許して追いつかれた。

 後半35分、敵陣に侵入したところで反則を奪い、途中出場のSOクルーデンが45メートルのPGにチャレンジし、惜しくもそれた。04年から15連敗中の天敵から17シーズンぶりの勝利を得ることはできなかったものの、雨の中に8523人が詰めかけた。終盤はスクラムのたびに会場が拍手に包まれた。白熱したゲームを展開した。

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