パナ ゴールデンセット制し決勝進出、23歳・仲本躍動 Vリーグ男子PO

[ 2021年4月4日 05:30 ]

<パナソニック・名古屋>ゴールデンセット、スパイクを決めるパナソニック・仲本(左)
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 バレーボールのVリーグ男子プレーオフは3日、千葉・船橋アリーナで準決勝が行われ、パナソニック(レギュラーシーズン2位)が名古屋(同3位)を下して決勝進出を決めた。準決勝を1―3で落として、1勝1敗(アドバンテージ含む)で並ばれたが、規定により実施された1セット制のゴールデンセット(GS)を25―21で制した。4日の決勝でサントリーと激突する。

 パナソニックは昨春に日体大を卒業した23歳の仲本賢優が緊迫するGSで6得点。守備も得意とするアタッカーは相手の鋭いスパイクを拾い、攻守で躍動した。シーズン中の出場機会はチーム最少の14セットで、この日も第1戦から途中出場。「“やるしかない”って思った。緊張もあったが負けたくなかった」と大舞台で力を発揮した。チームは昨季準Vで悔し涙を流し、狙うは2季ぶりの王座奪還。仲本は「2勝するためにここに来ている」と力強く語った。

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