池江の復活V&東京五輪内定を世界記録保持者のショーストロムが祝福 海外メディアも報道

[ 2021年4月4日 21:36 ]

女子100メートルバタフライ表彰、表彰台でメダルを手にする池江(撮影・会津 智海)
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 東京五輪日本代表選考会を兼ねた競泳日本選手権第2日は4日、東京アクアティクスセンターで行われ、白血病から復帰した池江璃花子(20=ルネサンス)は女子100メートルバタフライ決勝で57秒77をマークして優勝。同種目の東京五輪の派遣標準記録57秒10には届かなかったが、400メートルメドレーリレーの選考基準(57秒92)を満たし、リレーメンバーとしての東京五輪出場が内定した。

 この結果を2016年リオデジャネイロ五輪で100メートルバタフライを制し、同種目の世界記録を持つサラ・ショーストロム(27=スウェーデン)も祝福した。自身のインスタグラムで池江の優勝を報じる海外メディアの記事を紹介し「Amazing」と言葉を添えた。ロイター通信は「白血病を克服した池江が五輪出場権を確保して逆境を跳ね返した」と報道。AP通信も「レース直後に水の中で涙に見舞われた」と優勝の瞬間を伝えた。

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