サントリーが14季ぶりV! 柳田将洋、ムセルスキーが躍動 山村監督「チーム一丸で臨んでくれた」

[ 2021年4月4日 18:40 ]

Vリーグ男子1部プレーオフ決勝   サントリー3―0パナソニック ( 2021年4月4日    千葉・船橋アリーナ )

<サントリー・パナソニック>優勝し、喜びを爆発させるサントリー(撮影・滝本雄大)
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 サントリー(レギュラーシーズン1位)が3―0とストレートでパナソニック(同2位)を下し、2007年以来14季ぶり8度目の優勝を飾った。MVPにはチーム最多の28得点をマークしたムセルスキーが選ばれた。

 アタッカー陣が強烈なスパイクを放ち、ディフェンス陣が際どいボールを拾うなど今季レギュラーシーズン1位通過の実力を攻守で見せつけたサントリー。第1セットから流れをつくり、最後まで主導権を渡さなかった。

 海外から4季ぶりに復帰した日本代表のアタッカー・柳田将洋(28)はムセルスキーに次ぐチーム2位の11得点をマーク。今季を「学ぶことが多かった、成長できた」と振り返り、目標としていた優勝に「実現できてうれしい」と充実の表情を見せた。

 主将でセッターの大宅真樹(25)は「勝つことができてうれしい」と満面の笑み。今季から指揮を執る山村宏太監督(40)は就任1年目での頂点に「いろんなことがあったシーズン。コロナ下で思うように練習ができなくてコミュニケーションが取れなかった。いろんな苦しさがあった。ここまで来られたことをうれしく思う」と喜びをかみ締め、「チーム一丸で臨んでくれた。スローガンである『プレーハード』を実践してくれた」と称えた。

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2021年4月4日のニュース