“谷間の世代”稲見萌寧が今季3勝目「次はメジャー優勝目指して頑張る」 山下美夢有は2位

[ 2021年4月4日 13:53 ]

稲見萌寧
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 女子ゴルフのヤマハ・レディース葛城(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は4日、静岡県袋井市の葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)で最終の第4ラウンドを行った。

 首位に3打差の6位からスタートした“谷間の世代”稲見萌寧(21=都築電気)が6バーディー、ノーボギーの66をマークし、通算12アンダーで3週前の明治安田生命レディースに続く今季ツアー3勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。4日間競技では自身初の優勝となった。

 雨の中の優勝インタビューでは「私自身、4日間大会で勝つのは初めてなので勝ててうれしいです。今年は複数回優勝が目標だったので良かったです。次はしたことのないメジャー優勝を目指して頑張ります」と笑顔で優勝の喜びを語った。

 首位スタートの“新世紀世代”山下美夢有(19=加賀電子)は5バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばしたが、通算11アンダーの2位に終わった。最終18番で5メートルのバーディーパットがカップの左をすり抜け、プレーオフに残ることができなかった。同じく首位スタートの“黄金世代”高橋彩華(22=東芝)は終盤、14、16番のボギーが響き、通算10アンダーで3位に終わった。

 賞金女王レースのトップを走る“黄金世代”小祝さくら(22=ニトリ)は5バーディー、1ボギーの68とスコアを伸ばし、通算9アンダーで、同じ“黄金世代”高木優奈(22=グランフィールズCC)、“谷間の世代”鶴岡果恋(21=フリー)とともに4位に入った。

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2021年4月4日のニュース