女子フィギュア・松生「うれしい」 全スピンで最高レベル4で逆転優勝

[ 2021年1月25日 05:30 ]

優勝の松生理乃
Photo By スポニチ

 全国高校スケート、アイスホッケー選手権第4日のフィギュアスケート女子フリーは長野市ビッグハットで24日に行われ、全日本ジュニア選手権優勝の松生(まついけ)理乃(中京大中京1年)が120・30点でトップ。合計181・33点をマークし、ショートプログラム2位から逆転優勝を飾った。学校別の団体戦でも中京大中京が制し、松生は2冠を達成した。

 今季、急成長を遂げる松生が頂点に立った。最後の連続3回転ジャンプで転倒も、全スピンで最高のレベル4をそろえるなど質の高い演技を披露。「結果を残せてうれしい」と実感を込めた。スポーツと無縁だった9歳の時、浅田真央さんの演技に魅せられ競技を始めた。

 今季はNHK杯3位、全日本選手権4位と好成績で、現在は3回転半を習得中。五輪での活躍が夢だが「目の前の練習をしっかりこなしたい」と足元を見つめていた。

続きを表示

2021年1月25日のニュース