ブレイディーが2季ぶりにSBへ バッカニアーズがNFCを制覇 SB初の地元チーム進出

[ 2021年1月25日 08:30 ]

前半終了間際、WRミラーに39ヤードのTDパスを通したブレイディー(AP)
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 NFLのプレーオフ、NFC決勝が24日にグリーンベイ(ウィスコンシン州)で行われ、第5シードのバッカニアーズ(南地区2位)が第1シードで地元のパッカーズ(北地区1位)を31―26(前半21―10)で下し、2002年シーズン以来、18季ぶり2度目のスーパーボウル進出を果たした。第5シード以下のチームのカンファレンス制覇は、プレーオフが10チームから12チーム制(今季は14チーム制)となった1990年シーズン以降では2005年シーズンのスティーラーズ、07年シーズンのジャイアンツ、10年シーズンのパッカーズ(いずれも第6シード)に続いて4度目。過去の3チームはいずれもスーパーボウルでも勝っている。

 昨オフにペイトリオッツからバッカニアーズに移籍したQBトム・ブレイディー(43)はインターセプトを3度喫しながらも36回中20回のパス成功で280ヤードと3TDをマーク。前半終了間際の「第4ダウン+残り3ヤード」という状況では、相手守備陣の裏をかいて175センチの小柄なWRスコッティー・ミラー(23)に39ヤードのTDパスをピンポイントで成功させてパッカーズを突き放した。

 後半開始早々には、セーフティーのジョーダン・ホワイトヘッド(23)が、ショートパスをキャッチしたパッカーズのRBアーロン・ジョーンズ(26)に対して低く鋭いタックルを浴びせ、ジョーンズはファンブル。これをLBのデビン・ホワイト(22)がリカバーして流れを変えた。直後に巡ってきたオフェンスでブレイディーはハーバード大出身のTEキャメロン・ブレイト(29)に8ヤードのTDパスを成功させ、味方の守備陣がもたらした好機をきっちりと生かした。

 パッカーズは第3Q中盤から2つのTDを挙げて反撃。2011年のスーパーボウルでMVPとなっているアーロン・ロジャース(37)は48回中33回のパスで346ヤードと3TDを記録してブレイディーに対抗したが、サックを5回浴びるなどバッカニアーズ守備陣の圧力をはねのけることができず、チームとして10季ぶり6度目のスーパーボウル進出はならなかった。バッカニアーズに対しては昨年10月18日(10―38)に続いて2戦2敗。“ブレイディーの壁”を乗り越えることはできなかった。

 23―31で迎えた第4Qの残り2分9秒にはバッカニアーズ陣内8ヤード地点まで迫っていたが、第4ダウンではTDを狙わずにFGを選択。TDと2点コンバージョンで同点機を生み出せた場面だったが、マット・ラフルーア監督(41)はタイムアウトを3回残していたこともあって“ギャンブル”には出なかった。

 なお第55回スーパーボウルは2月7日にバッカニアーズの本拠地でもあるフロリダ州タンパの「レイモンド・ジェームズ・スタジアム(収容6万5618人)」で開催されるが、そのスタジアム(計25会場)を使用しているチームがリーグ制覇をかけて戦うのはこれが史上初めて(同一エリアは過去2チーム)。“スーパーボウル請負人”となった感のあるブレイディーにとっては自身通算10回目の出場で7回目の優勝をかけての大舞台となる。

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