ウィザーズが13日ぶりの試合でスパーズに20点差で敗れる 八村はまだ離脱中

[ 2021年1月25日 12:18 ]

ゴール下でシュートに持ち込むウィザーズのビール(AP)
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 八村塁(22)ら主力6選手が新型コロナウイルスの感染防止規定によって管理下に置かれ、センターのトーマス・ブライアント(23)ら2選手が故障で離脱しているウィザーズが24日、敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズと対戦。6試合連続で延期となったあと、13日ぶりにティップオフを迎えたが、101―121(前半47―48)で敗れて今季の成績は3勝9敗となった。

 八村を欠くこの日の先発メンバーは、リーグ1位の34・9得点を挙げているブラドリー・ビール(27)、太腿の故障で2試合欠場していたラッセル・ウエストブルック(32)、さらに本来ベンチプレーヤーのジェローム・ロビンソン(23)を加えたガード3人と、フォワードのイサック・ボンガ(21)とセンターのロビン・ロペス(32)の5人。ビールは31得点を稼いだが、故障明けのウエストブルックは25分の出場で9得点、8リバウンド、6シストとどの部門の数字も2ケタには届かず、出場時間帯のチームスコアは「マイナス20」だった。

 ロビンソンがチーム2位の16得点を記録。ラプターズを解雇されたあとウィザーズと契約したセンターのアレックス・レン(27)は21分出場して11得点をマークしたが、第4Qでチームは24―36と後手に回った。

 ウィザーズが限定的ながら練習を再開したのは20日。スパーズ戦で出場したのは10人だったが、うちガードが5人、センターが2人で、八村不在のフォワードは10日間契約を締結したジョーダン・ベル(26)を含めて3人だった。

 3試合ぶりの白星となったスパーズは9勝8敗。ベンチから出たパティー・ミルズ(32)がチーム最多の21得点を稼ぎ、チームの3点シュート成功率はウィザーズの33・3%(42本中14本)に対して48・4%(31本中15本)に達した。

 なおウィザーズは26日にヒューストン(テキサス州)でロケッツと、27日にはニューオーリンズ(ルイジアナ州)でペリカンズと対戦する。

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