ノルディックスキー・渡部暁「完璧な一日」 今季初Vで荻原健に並んだ通算19勝!

[ 2021年1月25日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯複合男子個人第8戦 ( 2021年1月24日    フィンランド・ラハティ )

ノルディックスキーのW杯複合男子個人第8戦で複合日本勢最多の通算19勝目を挙げた渡部暁斗(AP)
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 五輪2大会連続銀メダルの渡部暁斗(32=北野建設)が今季初優勝し、荻原健司に並んで複合日本勢最多の通算19勝目を挙げた。前半飛躍(ヒルサイズ=HS130メートル)を2位で折り返し、後半距離(10キロ)は中盤に抜け出して快勝した。

 飛躍でトップだった山本涼太(23=長野日野自動車)は距離でも粘って3位に入り、個人種目で初めて表彰台に立った。渡部暁と山本が組んだ23日の団体スプリントでは3位で、日本勢W杯同種目初の表彰台だった。

 相性のいいラハティで会心のレース運びをして、荻原健の偉業に並んだ。渡部暁は「飛躍も距離も満足している。完璧な一日だった」と声を弾ませた。後半距離は鋭い勝負勘を発揮して中盤からロングスパート。最後は気持ちよさそうに両手を広げてゴールした。

 前半飛躍は強い向かい風の中でヒルサイズまで0・5メートルに迫る大飛躍を繰り出した。海外勢は振るわず、後半距離でライバルになったのは渡部暁から27秒差の3位につけたリーベル(ノルウェー)くらい。この貯金を巧みに生かした。

 後半距離は2・5キロを4周する。2周でリーベルに追い付かれたが、ここからが見せ場だった。「たぶん彼は疲れていた。ペースを落とそうとしているのが分かった」。相手の消耗を察知すると、すぐにギアを上げ、リーベルを一気に突き放した。

 ラハティは昨年3月のW杯で優勝し、苦しんだ昨季で唯一、個人戦で表彰台に立った場所でもある。得意とする会場で「表彰台の一番上に立てて、とてもうれしい」。日本のエースが再び輝いた。

 ▼3位・山本涼太 初めて表彰台に乗ることができてとてもうれしい。自分でも驚いている。

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