関大 「暴動が起きるかと思うくらい」の走り込みで走り勝ってAリーグ復帰

[ 2019年12月8日 19:28 ]

関西大学ラグビーAB入替戦   関大43―21大体大 ( 2019年12月8日    京都市・宝が池ラグビー場 )

1年でのAりーグ復帰を決めた関大は試合後、桑原監督(右端)の前で喜びを見せた
Photo By スポニチ

 してやったりだ。序盤、大体大のパワーの前に、自陣に釘付けにされた関大だが、落ち着いていた。徹底したダブルタックルで最後の一線だけは割らせない。逆にインターセプトや、相手のお株を奪うスクラムでの反則からトライにつなげ、17―14で折り返した。

 SO小松原柚貴(4年)は「自信はありました。80分で勝てばいいと思ってた。前半は相手が体力があるのは分かっていた。ああいう形で勝てて良かった」と振り返ったように、後半に一気に仕掛けた。キックで大体大を動かして、スタミナをさらに消耗させ、主導権を握った。

 展開からのトライあり、チャージからのトライあり、キックパスからの鮮やかなトライあり…。4トライで引き離して、1年でのAリーグ復帰を決めた。

 桑原久佳監督は「夏合宿は暴動が起きるのではないかと思うくらい走った」と冗談交じりに振り返った。菅平(長野県)では、クロスカントリーコースを1日10キロ近く走る日があるなど、徹底してスタミナ強化に励んできた。この試合に向けても、小松原主将は「80分通して走り勝とうと言ってきた。インプレーを多くすることを心がけた」と、自分たちの土俵に持ち込むことを考えてきた。

 主将は昨夏、右ひざの前十字靱帯(じんたい)を切り、1シーズンを棒に振った。Bリーグ降格はスタンドで味わい、涙を流した。故障中に主将を言い渡され、驚きを感じながらもチームをまとめてきた。リーグ戦は、龍谷大戦をのぞいて100点ゲームばかりの大勝続き。手応えがあるのかないのか分からない日々の中でも、1年でのAリーグ復帰を目指して練習に取り組んできた。

 「しんどい練習をしてこういう結果が出せてうれしい」

 桑原監督は「Bリーグなら強化クラブを外れるかもしれないという思いでやってきた。1、2年生にいい選手が揃っている。Aに上がっても楽しみ」と、声を弾ませた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年12月8日のニュース