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柔道男子66キロ級はパラも熱い 瀬戸がパラリンピック3連覇の藤本撃破で2連覇 全日本視覚障害者大会

[ 2019年12月8日 19:54 ]

第34回全日本視覚障害者柔道大会 ( 2019年12月8日    東京・講道館 )

試合を行う瀬戸(上)と藤本
Photo By スポニチ

 男子7階級、女子6階級が行われ、男子66キロ級では今年9月のアジア大会銅メダルの瀬戸勇次郎(19=福岡教育大)が、96年アトランタ・パラリンピックから3連覇を含む5個のメダルを獲得した藤本聡(44=徳島資格支援学校)を下し、2連覇を達成した。

 男子66キロ級は、五輪代表争いで阿部一二三(日体大)と丸山城志郎(ミキハウス)がしのぎを削るが、パラの代表争いも熱い。17年に健常からパラに転向した“新星”瀬戸が“レジェンド”藤本との激闘を制した。中盤は攻め込まれる展開もあったが、終盤の組み直し直後に背負い投げから、けさ固めの合わせ技で一本勝ち。落ち着いた様子で畳を後にしたが、「今回は負けるかと思った。勝ててほっとした」と安堵の表情を浮かべた。

 先天性の弱視で、人と物がぼんやりと見える程度。高校まで健常の柔道部に所属し、団体戦で全国大会にも出場した。その活躍が視覚障害者柔道の関係者の目に留まり、17年からパラに転向。藤本との初対戦では「格の違いを見せつけられた。このときに藤本さんを目標にした」と振り返る。昨年から今回の勝利で対藤本の戦績を4連勝に伸ばした。「ようやく勝てるようになってきて、目標を超えようとしている。今は東京パラに向かって競い合うライバルです」とキャリア2年目のホープは胸を張った。

 今大会は東京パラの選考に直接関係はなく、昨年の世界選手権から来春の4つの国際大会の獲得ポイント最上位1名が代表に選出される。
 

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