ロシアの“3天才”が女子初の1カ国表彰台独占、Vのコストルナヤ「とてもうれしい」

[ 2019年12月8日 06:21 ]

フィギュアスケート・GPファイナル最終日 ( 2019年12月7日    イタリア・トリノ )

(右から)犬を連れて表彰式に参加したトルソワと、優勝したコストルナヤ、2位のシェルバコワ(撮影・小海途 良幹)
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 女子はアリョーナ・コストルナヤが世界新の合計247・59点で初優勝し、アンナ・シェルバコワが240・92点で2位、アレクサンドラ・トルソワが233・18点で3位となり、今季シニアデビューしたロシアの“3天才”が表彰台を独占した。

 1カ国での表彰台独占は女子では大会史上初の快挙となった。SPで85・45点の世界新をマークしていたコストルナヤは、フリーでも完璧な演技を披露した。これまでトルソワが保持していた合計の世界最高、241・02点を更新。「きょうは合計点の記録を塗り替えようと思っていた。きのう(6日、SP)のようにクリーンに滑れたので、とてもうれしい」と美しいスマイルを見せた。

 この日、4回転4種5本の鬼構成に挑んでサルコーとトーループでミスが出たトルソワは、今季中に4回転ループの挑戦も視野に入れていることを明かした。実現すれば4回転5種という空前絶後の超鬼構成が誕生する。

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