萩野公介 18選手中17選手が棄権 “1人旅”の珍現象

[ 2019年12月8日 10:21 ]

男子200メートル背泳ぎは萩野を除く全選手が棄権した
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 競泳の東京都シニア冬季公認記録会の最終日は8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(25=ブリヂストン)が200メートル背泳ぎ、200メートル自由形に出場した。

 短水路(25メートルプール)の記録会に、練習の一環として出場。背泳ぎは3組18選手がエントリーしていたが、17選手が棄権したために萩野は1人で黙々と泳ぎ、1分53秒31で1位だった。7組48人がエントリーした200メートル自由形は41人が棄権し、萩野が入った最終組は8人中7人が棄権。背泳ぎに続いて1人で泳ぎ、1分45秒48で全体の1位だった。

 複数種目にエントリーする選手がいることを考慮して、2日間とも同じ種目を行う記録会ならではの日程。1種目の登録でどちらか1日、または両日の出場が可能になる。萩野の出場した2種目は前日の第1日に泳ぎ終えていた選手が多かったために、棄権者が続出。五輪金メダリストが“1人旅”する珍現象が起きた。

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2019年12月8日のニュース