大体大 伝統のスクラムで押せず、トップリーグ入りPR山本は降格に涙

[ 2019年12月8日 19:02 ]

関西大学ラグビーAB入替戦   大体大21―43関大 ( 2019年12月8日    京都市・宝が池ラグビー場 )

大体大のプロップ山本剣士(右から4人目)は降格が決まり涙を流した 
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 1メートル86、115キロの大きな体が泣いていた。大体大プロップ山本剣士(4年)は「何としてもAリーグ残留と思ったけど、関大の接点は激しく、何もできなくて悔しい気持ちです」と目を赤くはらした。伝統チームは14年に初めてBリーグ降格。18年に復帰して2シーズンをAリーグで過ごしたものの、チーム史上2度目の下部降格が決まった。

 0―7の前半20分すぎ、自陣22メートルライン付近のスクラムで反則を取られた。それを起点にトライを許してリードを広げられた。山本は「タイダイの強みは伝統的にスクラム。今年はうまくいかなかった」と、申し訳なさそうに振り返った。

 ロックから転向し、今年から本格的に「3番」に取り組んだ。しかし、左肩の脱臼癖もあって満足いく練習が積めなかった。だましだましの大学最後のシーズン。リーグ戦から押される場面があり、「悔しい思いをした」と自分を責めた。

 中学までは、主に「3番・捕手」を務めた野球少年だった。姫路工で楕円球の道へ。卒業後は就職を考えていたところに、大体大に声をかけられ、可能性が広がった。

 大学卒業後はクボタへ進み、トップリーガーになる。この関大戦でも再三見せた破壊力ある突破が最大の武器。ハイボールを積極的にキャッチするなど、動きも軽い。経験が浅いスクラムを磨けば、面白い素材だ。2日後の10日に悩まされてきた左肩を手術することが、次のステージへの第一歩になる。

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