遼、昨年雪辱へ2打差5位浮上「チャンスある」 Vなら史上最年少10億円突破

[ 2019年12月8日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第3日 ( 2019年12月7日    東京都 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

10番、ティーショットを放つ石川(撮影・沢田 明徳)
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 8位から出た15年大会覇者の石川遼(28=CASIO)が4バーディー、2ボギーの68と伸ばし、通算4アンダーの5位と優勝戦線に浮上した。首位とは2打差。最終戦で今季3勝目を手にすれば、史上最年少28歳82日での生涯獲得賞金10億円突破となる。昨年大会でプレーオフの末に敗れた雪辱を果たし、新たな記録を打ち立てる。賞金ランク1位の今平周吾(27=フリー)も5位。2年連続の賞金王戴冠へ、好位置をキープした。

 気温5・6度と今年一番の寒さ。だが、グレーのニット帽姿でプレーした石川は平然と言った。「これくらい寒い方が難しくて面白い」。2アンダーと伸ばし、じわり優勝戦線に浮上。首位との差を4打から2打に縮め、第3ラウンドを終えた。

 「昨日までと変わらず、ゴルフはそんなに悪くない。食らいついていけたし、チャンスのある位置で今日を終えられた」

 通常と2打目のクラブが「2番手くらい変わる」という冷え込み。だが、それを「楽しい」と感じられる状態の良さがある。イーブンパーで迎えたハーフターンで、上位勢が伸ばしていないことを確認。15番パー3で2メートルに寄せて伸ばすと、17番パー5では6メートルに2オンさせて楽々バーディー。後半できっちり伸ばしてみせた。

 今季は7、8月に2勝。だが、秋に入ると2戦連続の予選落ちを喫するなど不調に苦しんだ。原因は1W。ボールを捉える瞬間の入射角を測り、修正するなど試行錯誤を繰り返し「なぜ悪いのか理解できて、ある程度の正解を見つけられた」。3日間のフェアウエーキープ率は1位の73・81%。1Wの安定がチャンスを生んでいる。

 現在の生涯獲得賞金は9億7235万4906円。優勝賞金4000万円を獲得すれば、池田勇太の31歳269日を更新する史上最年少28歳82日での10億円突破となる。さらに昨年はプレーオフの末に敗れた今大会で勝利を飾れば、世界ランクも113位から81位前後に上がる見込み。「明日勝たないと(五輪の代表に入るのは)厳しくなる。良い準備をして、いつも通りやればチャンスはある」。今季最後の試合でも、主役を演じる。

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